現在新型コロナウイルスCOVID-19が全世界で猛威を奮っています。
日本でもその影響は凄まじく、コロナウイルスに対する対策が問題になっています。
学校授業などもオンライン化が必要になっていく状況で、教育の進め方も変化しています。
そんな中、とある小学校の校長先生が大阪市長・松井一郎に小学校の現状を伝えたところ訓告処分を受けたと取り上げられました。
大阪市長・松井一郎はどのような人物で過去の発言や行動はどういったものだったのでしょうか。
大阪市長(松井一郎)の経歴・プロフィール
・名前 :松井一郎(まついいちろう)
・生年月日:1964年1月31日
・年齢 :57歳
・前職 :電気工事会社代表取締役社長
- 八尾市立 高美小学校 卒業
- 八尾市立 高美中学校 卒業
- 私立 大阪工業大学高校 中退
- 私立 福岡工業大学附属城東高校 卒業
- 私立 福岡工業大学 卒業
2003年に第15回統一地方選において大阪府議会議員選挙に立候補、初当選し政界入りします。
大阪府議会議員を2003年4月30日から2011年11月10日務め、その後大阪府知事を2011年11月28日から2019年3月24日まで務めました。
2019年4月8日から第21第大阪市長として就任し現在に至ります。
過去には高校を退学している経歴もあり、松井一郎はこの件に関して「今の時代ならアカンけど、まあ、ケンカとかもあってね。学校同士のもめ事に首を突っ込んで、自分が当事者になってしまった」と話しています。
学生時代はかなりヤンチャだったようです
大阪市長(松井一郎)のパワハラがヤバい!
大阪市長・松井一郎はその立場や市長の権力で数々のパワハラを行ってきたと言われています。
今回はそんな松井市長の問題発言やパワハラ問題をまとめました。
大阪市長(松井一郎)のパワハラ:①小学校長処分問題
現在新型コロナウィルス(COVID-19)の影響で学校といった人が密集する場所でのウイルス感染が問題になっています。
大阪市でも学校授業をオンライン化させ、子供が自宅で学校授業を受けられるようにと動いていました。
しかし整備がなかなか進まないのが現状で、大阪市でもオンライン授業のためのタブレット端末がようやく生徒に配布された程度でした。
小学生相手のため、ここからタブレット端末の使い方説明や操作方法を教える必要があったり、生徒たちが一度にアクセスしても大丈夫なインターネット回線を整備するのは簡単なことではありません。
こういった問題に対して現段階では学校授業のオンライン化が十分に実施できないとして、市立木川南小学校の学校長である久保敬さんは大阪市長・松井一郎に提言書を送りました。
この提言書に対して「他校の状況等を斟酌することなく、独自の意見に基づき、本市の学校現場全体でお粗末な状況が露呈し、混乱を極め、子どもの安心・安全が保障されない状況を作り出していると断じた」として久保敬校長をクビにするという判断をしました。(https://www.asahi.com/sp/articles/ASP8N5F2YP8NPTIL00K.htmlより)
他の学校も苦しい状況で、久保敬校長も他の学校の意見をまとめて代弁したにもかかわらずこのような処分を下した松井一郎に避難の声があがっています。
大阪市長(松井一郎)のパワハラ:②過去の問題発言
2020年10月22日に、中高年が世界100カ国以上から集まるスポーツ大会「ワールドマスターズゲームズ」に対して
「シニア層が一生懸命走るのを見ても、一般の人はうれしくない」と発言し、さらには「知らんおじいさんが100メートル20秒ぐらいで走るのが見たいか」や「家族は楽しいけど、知らん人が走ってんの見ても大丈夫かな、つまずけへんかなぐらいでしょう」とも発言しています。(https://www.asahi.com/sp/articles/ASNBQ7RYLNBQPTIL02M.htmlより)
いくつになってもスポーツを楽しみたい人や競技のために練習してきた選手たちを侮辱するような発言であるため批判の声が上がりました。
また別の日にはコロナウイルス感染予防のための会見で女性は買い物に時間がかかると発言しています。
「やっぱり女の人が行くとね、色々商品とか見ながら『これはいい』『あれがいい』と時間がかかる」
「言われたもんだけ買うということになればね、男性の方が早い。スーパーの中にいる時間は非常に短縮できると思います」(https://m.huffingtonpost.jp/entry/coronavirus-ichiro-matsui_jp_5ea22c0ac5b6f9639811d6b6)
性別による役割分担を前提に話し、家事の負担を軽視したこの発言によって世間から批判の声が寄せられました。
大阪市長(松井一郎)の現在
大阪市長・松井一郎は現在も大阪市の市長として働いています。
2025年を開催目標にしている大阪万博の推進や、大阪モノレールの延伸によるアクセスの向上を図っており、
子育て支援に関しては私立高校の授業料無償化制度について、子供が3人以上いる世帯を優遇する見直しを決定、2018年には無償化の対象を年収590万円未満の世帯にまで広げました。
2019年度からは、私立高校の授業料無償化の適用を、年収800万円未満で子どもが3人以上いる世帯まで広げ話題となりました。
2023年の4月までは大阪市長として働くことになるのでそれまでは松井市長の政策や方針が大阪市を動かしていくことになります。
市民の声にも耳を傾けて欲しいところですね
大阪市長(松井一郎)のまとめ
コロナ禍で人の密集を避けるために学校授業をオンライン化させる方針は間違っていないはずですが、現場の状況を汲み取らず、ましてや学校長を処分するという決定をした大阪市長・松井一郎。
過去の問題発言なども含めて非常に問題のある人物かもしれません。
今後、学校の教育現場はどのように変化していくのか、そして大阪市長・松井一郎はどのような動向、発言をするのか注目していきたいところです。