反ワクチン団体である『神真都(やまと)Q』という団体のリーダー格である男性が逮捕されたとして話題になっています。
リーダー格の男性の名前は『岡本一兵衛』という人物で、俳優の岡崎二朗さんの息子だということも分かっています。
今回はそんな反ワクチン団体『神真都(やまと)Q』の事件と岡本一兵衛さんについて調査し、紹介・解説していきます。
反ワクチン『神真都(やまと)Q』リーダーが逮捕
4月7日、新型コロナウイルスのワクチン接種に対して反対運動を行っている団体である『神真都(やまと)Q』のメンバーが、東京都渋谷区のワクチン接種会場であった小児科クリニックに不法侵入し現行犯逮捕される事件がありました。
警視庁公安部は、『神真都(やまと)Q』リーダーの男性である岡本一兵衛さんを逮捕。
公安部によると岡本一兵衛さんは「ワクチン接種は犯罪だ」と発言しながら、1時間にも渡ってクリニック内で迷惑行為を行っていたということです。
『神真都(やまと)Q』に関しては、先月に東京ドームで開催されたワクチンの大規模接種会場でも抗議活動を行い、ワクチン接種が中断されてしまうといった騒動も起きていました。
反ワクチン『神真都(やまと)Q』リーダー岡本一兵衛とは
岡本一兵衛さんは自称『神真都(やまと)Q』のリーダー格である人物で、本名は倉岡宏行といいます。
倉岡宏行さんはあの有名俳優である岡崎二朗さんの息子で、倉岡宏行さん自身も過去には「岡崎礼」として俳優の活動をしていました。
今回の逮捕よりも前から逮捕歴があり、2007年には所属していた映画会社の事務所で、プロデューサーの男性を刃物で刺したことで殺人未遂容疑をかけられて逮捕された経歴も持っています。
反ワクチン団体『神真都(やまと)Q』とは
『神真都(やまと)Q』は主に陰謀論者で構成されている日本の団体です。
2021年に結成され、2022年3月15日に『一般社団法人神真都Q会』という名前で一般社団法人として登記されました。
主な活動としては、2022年1月に渋谷、原宿、代々木で新型コロナウイルスに関する誤情報やワクチンの危険性を訴える1000人規模のデモを行いニュースなどにも取り上げられました。
反ワクチン『神真都(やまと)Q』リーダー岡本一兵衛に対するSNSの反応
神真都Qも岡本一兵衛もヘンな名前
反ワクなのはは別にいいけど人に強制したり接種の邪魔したりすんのは違うんじゃね?
ましては団体で連んで
個人でやれよ
昨日の岡本一兵衛逮捕でホッとしている人もいるかも知れないが、現存メンバーもまだまだたくさんいる。だから安心してはいられないよ。他の反ワクデモに気を付けるべき。
ワクチン打ちたくないなら好きにすればいいが、打ってる人にあーだこーだ言う神経がよく分からん
ワクチン打たなきゃコロナウイルスに対する耐性は付かないって設定になってんだから、別にワクチン打った人等の間で感染広まっても打たなかった人等の生活には何の関係も無いわけで、打つのを辞めさせる大義名分は無いでしょ
引き続き感染対策を取って生活を続けて下さいというだけの話
ワクチン打たないのは自由。副反応は怖いとも思うし、利益を考えるとカネの流れも非常に理不尽に感じる。
でも、こんなことやるのは論外。ワクチン打たない人がみんなこういう奴らなのかと思われて甚だ迷惑だ。
SNSでも反ワクチンの考え方は否定しないが、その考えを接種する側に強制させるのはおかしいと言った声があげられていました。
たしかに、それぞれ個人が自由にワクチン接種の権利を持っているのに打つ打たないを他人にあれこれ言われる筋合いはありません。
神真都Qがワクチンを接種したくないという気持ちと同じくらい、ワクチンを接種したい人も存在するのです。
『神真都(やまと)Q』とリーダー岡本一兵衛のまとめ
反ワクチンの思想やそれを呼びかける活動そのものは個人の選択による問題なので、自由に活動していても問題は無いように思えます。
しかし、ワクチンを接種する人達やわざわざ接種会場として場所を提供しているクリニックや会場に押しかけ、ワクチン接種をする人達に危害を加えるのはやり方として間違っていると言わざるを得ません。
『神真都Q』や岡本一兵衛さんが今後どのような活動をしていくのか、これからも注目したいところです。