Netflixのオリジナルドラマシリーズとして撮影されている実写版『ONE PIECE』から新しい情報が発表されました。
2021年11月9日、10日に開催された『Netflix Festival Japan 2021』のなかで、ワンピースの実写ドラマ化と主要キャラクターを演じる5名のキャストが発表され話題となりました。
3月には追加で6名のキャストが発表され、今回新たに6名のキャストやセット写真が発表されることとなりました。
ゴーイングメリー号などのコンセプトアートなどが公開されましたが、その完成度に批判が集まっています。
今回は実写版ワンピースにおけるゴーイングメリー号について紹介・解説していきます。
ワンピース『ゴーイングメリー号』とは
ゴーイングメリー号は主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わらの一味の最初の海賊船で、長旅を共にした仲間です。
シロップ村の豪邸に仕える執事メリーという人物が設計者で、後に麦わらの一味に加わるウソップと共にシロップ村を守ったルフィたちに対して贈呈されました。
ゴーイングメリー号の名前の通り船首は羊の形をしており、ルフィはよくここに座って釣りをしたり景色を眺めていました。
様々な島を渡り数々の敵と戦いながら、冒険で何度も船が破損。
何でも食べてしまう能力者に船を食べられたり、空を飛んだりしているうちに何度も舗装工事をすることとなり、最期はもう眠らせてあげたいという船長ルフィの提案で沈められました。
その後は新しい船、『サウザンド・サニー号』が麦わらの一味の海賊船になり、ミニボートとしてゴーイングメリー号を模したデザインの「ミニメリー2号」が搭載されることとなりました。
実写版『ゴーイングメリー号』が気持ち悪い
本家のゴーイングメリー号がどんな船なのか分かったところで実写版のゴーイングメリー号を見ていきましょう。
実写版であるためリアリティがあるのは当然ですが、船首のリアルさがなんとも気持ち悪いビジュアルになっています。
口が半開きになっているのも原作と違っているポイントで、不気味な印象を与えてしまっています。
海上レストラン『バラティエ』も同時に公開されましたが、こちらはまだ原作の面影が感じられるデザインとなっています。
船首がヤギ
実写版ゴーイングメリー号の違和感の招待は口のデザインやリアリティだけではありません。
よく見てみるとこの船首「ヤギ」になっているのです。
本来のゴーイングメリー号はヒツジがモチーフのため丸々とした顔になっていますが、実写版ゴーイングメリー号はほっそりスリムな顔に大きな角が付いています。
これでは『ゴーイング「メリー」号』ならぬ『ゴーイング「ゴート」号』になってしまいます。
ドラマではシロップ村の執事・メリーのビジュアルがヤギになっている可能性もありますね。
実写版『ゴーイングメリー号』に対するSNSの反応
実写版ゴーイングメリー号、船首がリアルで怖いのと白い部分を角として再解釈してるせいで禍々しさがすごい
実写ゴーイングメリー号、問題点を指摘するとすればリアル化よりも「笑ってる」ところだと思う、原作メリー号は朗らかそうに見えて実態は「無表情」でそこに水が掛かったりエフェクトが乗ったりすることで「感情」が表現される「能面」の文脈で造形されてるんだが、そのギミックがあの顔だとできない
『海賊』や『悪魔』という概念に関しては明らかに向こうの人達のほうが身近な存在であり理解度が高い訳だし
「何で実写版のゴーイングメリー号はこんなに恐ろしいのですか?」と問い掛けた所で
「………?海賊船の実写化だろう?一体何を困惑してるんだい?」って感じだろうな
何も言い返せない
ダメだ、実写版ゴーイングメリー号面白すぎる
船首が羊じゃなくて山羊だしワロてるし
ゴーイングバフォメット号だの悪魔崇拝だの海賊感増しててええなとか言われててほんと草
SNSでもビジュアルが酷いという声が多数上げられていました。
一部からはヤギの頭をした悪魔「バフォメット」に見えるといった意見まであげられていました。
実写版ゴーイングメリー号のまとめ
批判が相次いでいる実写版ワンピースですが、やはりゴーイングメリー号の完成度にも問題視する声が上がってしまいました。
キャストや撮影セットは出来上がっており、大々的な発表だったためここから大幅な変更などは無いかもしれません。
ハリウッドで実写映画化されたドラゴンボールのオマージュ作品『DRAGONBALL Evolution』が大コケしたことを考えると、今回の実写化を不安に思うファンが出てきてもおかしくありません。
果たしてドラマ化された新しいワンピースはどのような出来栄えになるのでしょうか。注目していきたいところですね。