監督の指示?山本廉と有馬幸太郎がGKの頭を蹴る危険なプレー!栃木SCにラフプレーが多い理由は田坂監督?

現在、明治安田生命J2リーグが開催されていますが、そこでひとつのチームのラフプレー問題が話題になっています。

話題となっているチームは「栃木SC」で、1シーズンですでに2回対戦相手のゴールキーパーの頭を蹴るという事態が発生しています。

今回はそんな栃木SCのラフプレーをまとめ、このような危険なプレーを続ける理由を調査しました。

くま

栃木SCのラフプレーに対するSNSでの反応もまとめました!

もくじ

2021年J2リーグにおける栃木SCのラフプレー

栃木SCのラフプレー:①栃木SC対松本山雅FC

一つ目は5月23日に行われたJ2リーグ第15節の栃木SC対松本山雅FCで問題が起きました。

松本山雅FCのゴールキーパー村山智彦選手がゴール横に転がったボールをキャッチしようと滑り込みました。

ほぼ同タイミングで栃木SCの17番、山本廉選手が村山智彦選手の頭めがけて右足を振り抜きます

この問題に対して頭を蹴られた松本山雅FCの村山智彦選手は自身のInstagramでこう発信しています

負けた奴がガタガタ言うなと思われるかもしれませんが、勝敗云々の前に選手生命に関わる事なので書かせていただきます。
もちろん相手も点を取る事に必死になるのはわかります。必死とラフプレーは違います。
前半20分ぐらいの場面。
リアルタイムじゃわからなかったので映像確認しましたが、あの場面あんなに足を振る必要があったのかなと。避けれませんか?
解説の方か実況の方かわかりませんが、村山選手の頭をシュートしてしまいましたね。って。
そんな呑気な事言える場面ですか?
点を取り合うスポーツなのは理解してるけどあれは避けてくれないと…。
あんな事されたら子供達がGKをやりたいなんて言わない。今でもやりたいって子が多くない現状なのに。
栃木のキャプテンの方がレフェリーに何でファールなの?ボール蹴ってるじゃん!って言ってましたけど、ちょっと待ってくれ、ちゃんと頭よ笑
正気なのかなこの人達はって。
頭蹴った選手に聞いたら、監督から言われてると。あーゆー場面では足を振ると。
語弊があったら嫌なのであれですが、きっと体を張れ!と言う意味合いが強いのかなと思います。
でも、あれは避けてよーって思いますが笑
下手したら死にます。
ただ、栃木の山本選手からはきちんと謝罪はありました。
山本選手がいい選手に変わりはないのでここで印象が悪くなるのはちょっとあれなので。
あれ以降荒れましたよねゲームが。
僕らの選手も反省しなきゃいけないシーンもありました。
勝てなかった事実は変わらないので悔しいですが。

松本山雅FC村山智彦選手Instagramより

まとめると、

・選手生命に関わること
・あそこまで足を振る必要があったのか
・GKをやりたい人が減ってしまう原因にもなる
・相手選手に聞いたらああいった場面では足を振るように監督から言われている
・下手をしたら死ぬ
・栃木SCの選手から謝罪はあった

と発言しています。

投稿には多くの賛同の声が寄せられており、身体を気遣うサポーターや子どもにゴールキーパーをさせるのが怖くなったという意見も上がりました。

試合終了後の弊クラブ所属選手のInstagram投稿に関して、投稿内容の説明不足により本人の意図とは異なる受け取られ方が生じてしまい、様々なご意見がネット上に投稿いただいている他、両クラブ宛にもご意見をお寄せいただいております。当該シーンは、栃木SCの選手が意図的に行ったことや監督の指示によるものでは決してございませんし、一部の方から栃木SC様、選手・監督にまで誹謗中傷が及んでおりますことは、私どもも本意ではございません。栃木SCに関係する皆様に対してご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げますと共に、クラブとしましても、このようなことが起こらないように注意を払って参る所存です。

松本山雅FC公式サイトより

これによって何故か被害を受けた松本山雅FC側が謝罪しています。

くま

ネット上でもなぜ松本側が謝罪させられていて可哀想だという意見が多く見られました!

栃木SCのラフプレー:②栃木SC対ジュビロ磐田

カンセキスタジアムとちぎで10月17日に開催された栃木SC対ジュビロ磐田の試合でもゴールキーパーの頭を蹴るラフプレーが起こります。

前半17分に栃木SCがフリーキックを獲得し、ディフェンダーの柳育崇選手がヘディングをあわせて先制ゴールをあげました。

ジュビロ磐田は44分にディフェンダー大井健太郎選手が右サイドからのクロスにあわせてヘディングでゴールを決め1-1に持ち込みます。

問題はその後78分の出来事です。ゴール横での競り合いの後、こぼれ球を三浦龍輝選手がキャッチした瞬間に34番の有馬幸太郎選手がキッャチされたボールめがけて右足を振りました

ゴールキーパーがキャッチに入っているにも関わらずボールめがけて力いっぱい右足を振りぬいており、中継の解説者も思わず「危ない!」と声を上げました。

前回の松本山雅FCの件もあり、SNSでは「また栃木がやったのか」、「自分が応援しているチームと戦ってほしくない」といった声が挙げられています。

栃木SCの頭を蹴るラフプレーに対するSNSの反応

栃木SCのラフプレーは監督の指示?

松本山雅FCのゴールキーパー村山智彦選手のInstagramによると「あのような場面では選手は足を振り抜くように監督から言われている」と証言しています。

栃木SC監督の田坂和昭監督はこの試合後「我々らしいサッカーができた」とコメントしており、謝罪などは一切ありませんでした。

栃木SC公式サイトではこの騒動に対して以下のように声明を発表しており、こちらも物議を醸しています。

日頃より栃木SCを応援いただきまして、誠にありがとうございます。

5月23日(日)にカンセキスタジアム栃木で開催された明治安田生命J2リーグ第15節「栃木SC vs 松本山雅FC」は、両クラブ共に反スポーツ的な行為やラフプレーが多い試合となりました。
そのなかでの弊クラブ所属選手のプレーに対して、起きた事実に対しては真摯に受け止め今後改善できるよう努めて参ります。

危険なプレーは、一つ間違えれば選手生命に影響を及ぼしかねないものであり、試合終了後にマッチコミッショナーとの意見交換をはじめ、両クラブ間で話し合い、このようなプレーが再び起こらないようにしていくことを共有いたしました。

また、試合後の松本山雅FC所属選手のSNS投稿で誤解を生んでおります、弊クラブ監督が指示したという事実は一切なく、選手のプレーも意図的なものではございません。

なお、この投稿に関連して、クラブ・選手・監督ならびにその家族・関係者に対し事実に基づかない誹謗中傷が発生しています。このような誹謗中傷に対しましては、法的措置も辞さない体制で臨んでいきます。

コロナ禍において様々な制限下でクラブを応援いただいている皆様と一緒にたくさんの感動を共有していけるよう、今後も相手をリスペクトする行動や言動を心がけていくとともに、Jリーグで掲げている「激しくて、フェアで、エキサイティングな試合」を繰り広げていけるよう努めてまいります。
今後ともクラブへのご声援をよろしくお願い申し上げます。

栃木SC公式サイトより

前述の松本山雅FCの声明と見比べてわかる通り、栃木SC公式の声明ではお詫び申し上げる・申し訳ないといった謝罪の文言はひとつもありません

それどころか法的措置を取るとのコメントを発表し、ここまでやってなぜそんなコメントができるのかと遺憾の声が挙げられました。

田坂和昭監督も50:50になった場面で頭を蹴る気持ちでプレーするように支持したわけではないと思いますが、試合後のインタビューやイエローカードが出された時の反応などが火に油を注いでいるようにも見られます。

くま

ボールへの貪欲さや執着心といった意味で選手に伝えたのかもしれませんが、
いい影響を与えたとは言い難いものとなっていますね…

田坂和昭監督は以前松本山雅FCの監督を務めたこともあり、そんな指示を出す監督とは思えないといった声もあがっていますが、真相はハッキリしていません。

栃木SCのラフプレーのまとめ

激しさとラフプレーは紙一重ですが、1シーズンでゴールキーパーの頭を蹴るといったプレーが2回も怒ることは見過ごせないのではないでしょうか。

栃木SCのサポーターからも流石に擁護出来ないといった声もあるため、気をつけて欲しい部分です。

この問題は他のチームにもいえることで、プロであればフェアプレーにも気をつけながら戦ってほしいと感じました。

くま

このような炎上でJリーグが良くなる方向に向かうことを祈るばかりですね

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