2021年12月17日、大阪市のビルから出火し24名が亡くなった放火殺人事件がありました。
現住建造物等放火と殺人の疑いとして谷本盛雄が逮捕されました。
この事件で谷本盛雄の異常性や危険性について様々なメディアが報道しましたが、なんと谷本盛雄は「長男の頭を包丁で刺した」として10年前にも殺人未遂容疑で逮捕されていたことが明らかになっています。
さらにその後の調べでは、元妻も含め家族全員を道連れにしようとしていたことが新たに分かりました。
谷本盛雄の経歴
谷本盛雄は高校を卒業したあと、父親が経営している板金工場に就職します。
その後、結婚し2人の子供をもうけますが2008年秋に妻とは離婚してしまっています。
谷本盛雄は離婚後、寂しさに耐えかねて元妻に復縁を申し込んだこともありましたが断わられ、さらに孤独感を募らせていったといいます。
谷本盛雄の息子殺人未遂の前科がヤバい!
元妻への再婚申し出を断られ、自殺を考えるようになった谷本盛雄でしたが、当初は死ぬのが怖くて踏み切れませんでした。
次第に「誰かを殺せば死ねるのでは」と考えるようになりまずは息子から殺そうと計画します。
谷本盛雄の長男は働いておらず、元妻に迷惑をかけていたという思いで長男をはじめに殺害した後、「家族は一心同体」だという自論から元妻と次男も道連れにしようと考えました。
2011年、谷本盛雄は長男から家族4人で映画を見に行こうと誘われ、この機会に家族を殺害しようと計画します。
一緒に映画を見た後、「家に寿司を買ってあるから持って行く」と言い残し、元妻たちと別れた谷本盛雄は自宅に戻り、出刃包丁や、スタンガン、催涙スプレー、ハンマーなどの凶器を持って再度元妻の家を訪れました。
翌日の明け方、谷本盛雄は飲酒して酔っ払った際に長男と口論になり、出刃包丁を長男の頭や肩などに刺しました。
幸い致命傷にはならなかったようですが、裁判では「家族全員を道連れにするつもりだった」といったことも述べていたそうです。
谷本盛雄に対するSNSの反応
もしも脳に後遺症が残れば、判決は無罪になる?
無罪になれば世論は分断される。
もしも記憶障害だったらどうする?
本人は覚えてないのに死刑にできるのか?
無理心中するところから、心療内科を放火するところまで、果てもなく自分勝手な男だな…
世の中には他人を不幸にする天才がいる。この人はまさにそれ。
寂しかったというが、こんな危険な人物は周囲から人が逃げて当然なんだよな。
精神疾患を持っていたとしても世間からの避難の声は非常に大きいものとなっています。
24人もの人命を奪い、自分勝手な理由で放火をしたことには情状酌量の余地はないでしょう。
谷本盛雄のまとめ
カッとなるとすぐに暴力に走る人間は数多く存在し、これは谷本盛雄に限った話ではありません。
殺人まで犯さなくとも、程度の差こそあれ人間はそういった感情を持つことがあることを肝に銘じなければいけません。
皆さんも一度、胸に手を当て自分の性格や行動などを振り返ってみましょう。