『漫画家』水島新司のプロフィール
・名前 :水島新司(みずしま しんじ)
・生年月日:1939年4月10日
・出身地 :新潟県新潟市
水島新司さんは野球漫画で有名な新潟県新潟市出身の漫画家です。
父親がギャンブル好きだったために困窮した少年時代を過ごし、苦節18歳にして漫画家デビューを果たします。
1970年より執筆された「男どアホウ甲子園」で大ブレイクし、その後も野球漫画を描き続けました。
「ドカベン」というタイトルは野球ファンや野球漫画を読んだことのない人でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
その後も「あぶさん」などのヒット作品を多数執筆し、まさに野球漫画に一生を捧げた人物でしょう。
『漫画家』水島新司が死去!
1月10日、水島新司さんが肺炎のため82歳という年齢で東京都内の病院にて亡くなりました。
水島新司の死亡理由は?
死因は肺炎とされていますが、これは水島新司さんが大の愛煙家だったことも理由だと考えられます。
執筆しながらもタバコを吸っていたとのことで、全盛期には1日100本ものタバコを吸っていたといいます。
過去の漫画家引退理由は病気が原因で今回の死亡理由と繋がっていた?
水島新司さんが漫画家を引退を発表したのは2020年12月1日のことでした。
63年間という長い漫画家生活に幕を下ろしましたが、今回の死因と関係はあるのでしょうか。
調査してみましたが、これといった有力な引退理由は見つかりませんでした。
当時の日刊スポーツの記事にも「引退理由は明らかにしなかった」とあるため今回の死因と明確な因果関係は証明できないでしょう。
ただ、水島さんは過去に2015年の「にいがたマンガ大賞」の最終審査員を体調不良により辞任しています。
その後も「ドカベン」が完結したり、「あぶさん」が打ち切りになったりと立て続けに起こっていることから、引退が健康上の理由から来ている可能性は少なくなさそうです。
『漫画家』水島新司死去に対する世間の反応
水島新司先生の作品の熱心な読者とは言い難いのですが、その中でも「野球狂の詩」「一球さん」の漫画は特に好きでした。
他にも「ドカベン」「男どアホウ甲子園」「球道くん」「銭っ子」etc…
思い起こせばいろんな作品を読んでたなあと気付きます。
数々の作品をありがとうございました。
ドカベン、実家にあって何度も読んだ。葉っぱを加えた岩鬼も、かわいい小さなエースの里中くんも、秘打の殿馬も、妹のさっちゃんも、みんな漫画の中でいきいきとしていて、私の中の野球漫画といえばドカベン。
水島さん、82歳のおじいちゃんだったんだね。そして剛くんと同じ誕生日。安らかに。
水島真司先生のご冥福をお祈りします。
物心ついた時から家にドカベンがあったので、何度も何度も読み返してました。
漫画を読んで涙を流したのもドカベン。
夏子さんに彼氏ができて落ち込んでた岩鬼が、勘違いメッセージで不知火から逆転満塁ホームラン打ったシーンで。
野球ファンだけでなくあまり野球に触れてこなかった人達からも支持される漫画を描いていたことがわかります。
中でもやはり「ドカベン」の人気は凄まじく、それだけ愛された作品であったことがうかがえます。
『漫画家』水島新司死去に対する野球関係者からの反応
学生時代から読んでいた漫画ドカベンに自分が初めて出た時の喜びは今でも忘れません…。
こんなルールがあったんだと勉強させてもらった事もあります。
今だからこそ子供たち、指導者の方にも読んでほしい野球漫画だと思います。
自分もまた読み返したいと思います。
水島先生、ありがとうございました!
松坂大輔・自身のTwitterより
メジャーでも活躍した”平成の怪物”こと松坂大輔さんは自身のTwitterで、学生時代から読んでいたことや自分が漫画に登場したことも懐かしみながら追悼の意を表しました。
水島新司先生の訃報に接し、心からお悔やみ申し上げます。
先生は心からホークスを愛して下さり、応援し、励ましてくださいました。
秋には天国の先生に良い報告ができるよう、一同精進致します。
水島先生、ありがとうございました。
福岡ソフトバンクホークス公式Twitterより
水島新司さんがファンだった福岡ソフトバンクホークスからも追悼メッセージが送られました。
モデルにしていただいたのは、本当に光栄だった。
本当に絵がきれいで。劇画的な漫画で、野球界を盛り上げてくれた。
ご冥福を心よりお祈り致します。
「ドカベン」里中智のモデル・足立光宏より
水島新司さんが投球フォームを描く際に参考にしたと言われる足立光宏さんからもメッセージが寄せられました。
野球関係者からも愛されていたことがわかります。
『漫画家』水島新司死去のまとめ
野球をこよなく愛し、野球に携わる人達から愛され、そして野球をやっていなかったり、特別ファンではなかった人達からも認知され人気だったことは本当に名誉で素晴らしい事です。
日本の野球を漫画で盛り上げてくださった水島新司さん。
これからはゆっくり天から日本の野球を見守ってほしいですね。
ご冥福をお祈り申し上げます。