大学入学共通テストが行われた2022年1月15日、東京大学弥生キャンパスでテストを受けていた70代の男性、女子高生1人、男子高校生1人が背中などを刃物で刺される事件が起こりました。
逮捕されたのは名古屋市の高校2年生17歳の男子生徒で、東大前で現行犯逮捕されました。
報道の中ではこの男子高校生の名前や顔写真、高校などは伏せられていますが、SNSなどではどこまで特定が進んでいるのでしょうか。
東大前刺傷事件の概要
2022年15日午前8時35分ごろ、文京区の交番に「刃物で刺された」と70代の男性が逃げ込んできました。
交番からおよそ80メートルほど離れた東京大学弥生キャンパスの「農正門」前の路上で刺されたという男性。
この日は大学入学共通テストが1時間後に控えており現場は騒然としていました。
警察官が現場に駆けつけると学生服姿の男子高校生が座り込んでいたということです。
捜査関係者によるとこの高校生は17歳の高校2年生で、交番に駆け込んできた72歳の男性、受験のために来た高校3年生の男性と女性の計3人を刺したとのこと。
その後「来年、東大を受ける」と大声で叫び、包丁を投げ捨てたままその場に座り込んだということです。
東大前刺傷事件の余罪とは!
この刺傷事件の男子高校生ですが、「事件前、東大近くの駅で火を放った」とも供述していることがわかっています。
証言を裏付けるように、地下鉄南北線東大前駅構内で木片が燃えたことと、改札口付近で着火剤のような液体がまかれていたということも明らかになっています。
これらの事件も同一の高校生の犯行と考えられており、警視庁は無差別殺人を計画していたという線でも操作を進めているということです。
東大前刺傷事件の高校生について
東大前刺傷事件の高校生の在籍高校は?
この高校生の通う学校は、現在のところ東海高校ではないかという話が持ち上がっています。
東海高校付近で様々なメディアがカメラを回しているといった投稿がTwitter上で投稿されており、名古屋市の優秀な高校というところから見ても東海高校で間違いないようです。
東大前刺傷事件の高校生の名前と顔画像は?
東海高校という所までは特定が進んでいますが、顔画像や名前までは特定されていないようです。
今後SNSなどから情報が広まっていく可能性も考えられ、続報が待たれます。
東大前刺傷事件の犯行動機とは
犯行動機について男子高校生は、「医者になるために東大を目指し勉強していたが、1年前から成績が振るわなくなり自信をなくした。医者になれないなら、人を殺して罪悪感を背負って切腹しようと考えた」と供述しているということです。
この犯行動機について大学ジャーナリストの石渡嶺司さんは、「成績が振るわず、名門校の生徒が事件を起こす事例は以前にもあった。しかし、多くは矛先が自分自身や家族に向かう。無差別で見知らぬ人々を殺害しようとしたというのは聞いたことがない。」とコメントしています。
なぜ攻撃対象が他人に向いたのかも調査が必要でしょう。
東大前刺傷事件に対するSNSの反応
高二で自分の成績を見限るのは早いだろう。
辛くても努力を続ければ、良い結果は出たかもしれないのに。
刃が他者に向かっていったことは本当に残念でならない。
東大事件は超進学トップ級だったっぽいね。既に一握りだったろうに。
まあ、京大医一家で旧帝医でもコンプレックスとか、東大以外は落ちこぼれとか、生きにくいそうな生き方してるな…と言う例は見たことある。
ちょっとランク下がっても後でひっくり返せるし、切り替えて楽しんでる人も多いけどね。
東大刺傷事件の犯人は医師になる為に東大を目指していたらしいけど「別に東大じゃなくても医者になれるじゃん」と考えられないくらい視野が狭まっていたのだろう。
「人生には色々な選択肢があるし、そのどれを選んでも尊重するよ」と言ってくれる大人が傍にいれば救われたのかもしれないと思ってしまう
東大前刺傷事件のまとめ
受験生でなくてもピリピリする時期で、勉強に追い込まれていたことはわかりますが、それでもやっていい事と悪いことの分別は付けなくてはいけません。
優秀な頭を持ち、これからの日本を引っ張っていけるだけの能力を持っているはずだっただけに、この報道には残念な気持ちになりました。
しっかりと罪の自覚と反省をしてほしいと思うばかりです。