ロシア侵攻・ウクライナの事件で世界的に認知度が上がった!?バンクシーとは何者なのか?

ウクライナ首都の近郊ホストメリという街で壁画がはぎ取られた騒動の一件で世界中に名を知られることとなった!?

謎の芸術家とされるバンクシーとは一体何者なのだろうか?

そのバンクシーについて調査してみたいとおもいます。

もくじ

バンクシーとは一体何者なのか?出身はどこの国?

バンクシーの代表的な作品

バンクシーはイギリスのブリストルという港街で少年時代まで過ごしたとされているグラフィティ(ストリート)アーティストのようです。

多くの初期作品が観られることからブリストル出身ではないか、と推測が濃厚とされています。

彼の作品はスプレーを使用した独自のステンシル(型版)技法はまるで絵本にある挿絵のような風合いとなっています。

彼の作品とはどのようなモノなのかというと政治、社会批評の象徴となるものが大半なのです。

その絵は全て無許可で描かれていて、世界各地の壁や橋梁に描いていることからも素性を明らかにしていない、という事はうなずけてしまいます。

ロンドンでは彼が描いた絵とは知らずに消されて(塗り潰されて)しまったのか、その多くは彼の代表作の1つである『Girl with balloon』なのだそうです。

彼への認識がある人は絵に保護板を施したり、剥がされた絵が競売にかけれたり、と結構カオス状態となっているようです。

素性は非公開でも映画は公開できるのか?!バンクシーが手掛けた映画!

2010年に彼は監督映画もしていて初の監督作品は『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』というドキュメント映画なのです。

いきなり映画監督になんかになれるものなのか?!と思いつつ、バンクシーのドキュメント映画を撮ろうとしていたフランス人のティエリー

この人物との摺り合わせで映画が完成したのでしょうね。

なんと彼が映画監督となるキッカケは以下の文章なのです。

映像作家のティエリー・グエッタは覆面芸術家のバンクシーの存在を知り、彼に接近してドキュメンタリー映画を撮ろうとする。しかしバンクシーはティエリーには映像センスが無いことに気付き、逆に自分が監督して彼の映画を撮ることにする。〈ウィキペディアより〉

バンクシーの存在が世界に広まるキッカケはロシアのウクライナへの侵攻!?

剥ぎ取られる前
剥ぎ取られた壁の跡

この絵を剥ぎ取ったのは男女8人で行われた、といわれており周辺の住民から話では「建物が崩壊する前に保護したかった」とこのように語られています。

窃盗というよりも絵の保護が事実だと感心できるいい話ですね。

バンクシーが注目を集めた出来事とは?

さて、バンクシーの名を初めて耳にする方たちにはウクライナでのニュースが目新しいものとなっていますが彼が世界的に注目を集めたのはどのような出来事があったのでしょうか?

バンクシーが注目を集めた出来事①

自身の作品を仕込むバンクシー??

2003年10月17日にイギリスではロンドンの「テイト・ブリテン美術館」に入館した際に自作を無断で展示したのです。

「Mona Lisa Smile」

テイト・ブリテンをはじめ、2004年には世界一有名なフランスはパリの「ルーブル美術館」にも同様に自身の作品を展示したことも有名です。

どのような手口かというと、平然と入館し平然と自作を展示してしまったのだそうです。

このやり方は、もはや彼のパフォーマンスなのだと認識化されてきているかも知れないですね。

果たしてルーブル美術館でも同様に平然と展示する事ができたのでしょうか、、

バンクシーが注目を集めた出来事②

シュレッター前の作品

また2018年10月にロンドンで世界最古の国際競売会社オークションとされるサザビーズで自身のオリジナルキャンバス作品「Girl with Balloon」が約1億5千万円で落札されました。

が、落札されたその直後に額縁に内蔵したシュレッダーでその作品を切り刻ざんでしまったのです

この事件の真相を自身の公式インスタグラムで公開したためSNSをはじめ、メディアにも取り上げられ世界中に拡散される事となりました。

ことはかなり影響しているようです。

ちなみにこの作品はバンクシーの代理人より『愛はゴミ箱の中に』と名付けられ、少女の部分まで縦線で切り刻まれ額縁に

ハートの風船を残したままカーテン状になったこの作品はなんと、落札者である欧州女性の意向で落札価格のままで所有者となったのだそうです。

匿名希望の欧州女性は「最初はショックだったが美術史に残る作品になるのだと気付いた」と語られています。

作品の定番ともいえる「ガスマスク」もバンクシー影響の余波なのか!?

余談ですが『こむぎねんど』細工のフィギュアで有名なしばたたかひろさんもミッフィーにガスマスク、とこれもバンクシーの影響なのでしょうか!?

本人かどうかは定かではありませんが興味をひく映像が見つかったので掲載しておきますね!

まとめ

ほら、みたことかと声が聞こえてきそうではありますがバンクシーの素性は明らかにされていないことは事実であり、

このことを突き止められたらそれこそスクープとなるでしょう!(ひょっとしたら逮捕?)はないようですが。

日本でも今回のウクライナでの事件に注目を集めていることから日本でもバンクシー作品の展示会が各所で開催されているようです。

既に終了した展示会もありますが開催中の展示会もあるようです。

こちらは期間終了

これからも彼がどのような形で話題に出てくるのかが楽しみでもありますね。

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