お笑いコンビ爆笑問題の太田光さんがTBSで放送された2021年衆議院議員総選挙の特番に出演しました。
『選挙の日2021 太田光と問う!私たちのミライ【爆笑問題太田×与野党有名政治家】』というタイトルで選挙の開票を見守りながら候補者たちにインタビューをするというものだったのですが、そこでの太田光さんの態度に問題があるということで話題になっています。
太田光さんはどのような発言によって炎上しているのでしょうか。
太田光の衆議院議員総選挙インタビューでの炎上発言
炎上する”発言”のみに絞って紹介していきます。
厳密に炎上の火種となったインタビューは他にも多岐に渡りますが、ここでは特に問題となった発言を3つ紹介していきます。
太田光の炎上発言:①人相が悪いですね
自民党の二階俊博前幹事長に開口一番放った一言です。
中継で二階全幹事長と繋がるとすぐ、「人相悪いんですけど、怒ってますか?」といきなり質問します。
二階全幹事長も「君よりずっとましだよ」とジョークで返しました。
安倍晋三元総理が進めた憲法改正についての質問には「我々の側から変えようとばかり騷ぐ必要はない」とコメント。
太田光さんはそれに対し「じゃあ安倍さんのことは気に入らないということですか?」と中身のない攻撃的な質問を投げかけます。
二階前幹事長は「いやいや、安倍さんは立派な総理として今日までずいぶん活躍されました。気に入ってますよ。失礼ながら」と対応しました。
インタビュー終盤、太田光さんは「いつまで政治家続けるおつもりですか?」と一言。
「それは選挙民の皆さんが決めることで、君が決めることではない」と応じた二階前幹事長に、「俺は決めないですよ。死ぬまでやるということですか?」と続けます。
二階前幹事長もさすがに「だいたいね、今日は当選したばっかりで、いつまで政治やるんだって失礼だよ?言葉を選びなさいよ!」と指摘しますが、太田光さんは悪びれる様子もなく「失礼じゃないよ。当然、国民の権利じゃん、そういうの聞くの」と反論しました。
太田光の炎上発言:②あいつ態度悪いね
太田光さんが野党れいわ新選組の山本太郎代表にした発言です。
太田光さんの的を得ない質問に山本太郎さんが説明していましたが、例え話に理解が追いつかず顔をしかめる表情を見せています。
中継が途中で切り替わってしまったため話は遮られてしまいましたが、切り替わった後に太田光さんは「あいつ態度悪いね」と一言。
隣の井上貴博アナウンサーが「いやいやいやいや」と制止しています。
太田光の炎上発言:③ご愁傷さまでした
自民党の甘利幹事長に中継が繋がるやいなや太田光さんは「甘利さん、お元気そうじゃないですね?何かあったんですか?」と質問します。
この時、出口調査の結果では自民党は単独過半数をギリギリ維持しているといったところで、議席は大きく減少していました。
太田光さんは続けて「どのへんが原因だと思いますか?甘利さん、戦犯ですよね、これ。負けたら」と質問。
その後も政治とカネの問題にも触れ、甘利幹事長は「事件に関与していると思われたと思う。私自身はまったく関与していない」と発言しましたが、太田光さんは「今まで通りの『秘書がやりました』という言い訳」と反論しました。
甘利幹事長自身の進退について太田光さんは「勝ったとしても(岸田文雄)総裁に任せるということ?総裁がOKと言えば、自分からは身を引かないってこと?」と追及を続けます。
甘利幹事長は「そういう状況になって、しっかり相談したい」と発言し、さらに「そういうことを聞く番組ですか?」と苛立ちをあらわにします。
太田光さんは「そういう番組なんですよ。ガハハハハ」と大笑いしながら最後に「ご愁傷様でした」と一言コメントし中継を終わらせました。
太田光の炎上発言に対するSNSの反応
太田光の「ご愁傷さま」炎上発言のまとめ
歯に衣着せぬ発言で切り込み、政治家にインタビューした太田光さんですが、的外れな質問やインタビューさせてもらっている立場をわきまえない態度が炎上することとなってしまいました。
この他にも自民党の高市早苗さんに三権分立を無視した司法と立法の話を進めるなどの発言も炎上しています。
今後、太田光さんや起用したTBSがどのような対応をするのか、注目していきたいところです。