JR東日本駅員に常時カメラ装着を検討と発表!
JR東日本が、夜間に勤務する駅員に「ウエアラブルカメラ」を常時装着させるように検討していることがわかりました。
この取り組みは乗客との暴力や犯罪被害といったトラブルに遭う危険性を減らす目的で導入される予定で、2022年4月から導入が検討されているとのことです。
駅員にこうした取り組みが広がっている背景には、電車内や駅構内での利用客による迷惑・犯罪行為の深刻化があります。
乗客者数に対する迷惑被害の比率は年々高まっており、COVID-19新型コロナウイルスの流行で乗客者数が減少しても、迷惑者数がそれに伴って減っているという訳ではないようです。
カメラの装着によって、迷惑被害を未然に防ぐための抑止力としたり、実際に被害を受けた場合に記録や証明として利用出来るといった効果が期待されています。
運用にあたっては、常時撮影するのか、遠隔操作による監視はするのか、動画の保存期間はといった議論がされています。
また、導入する駅や地域、装着していることを客に告知するかといった問題も出てきています。
『ウエアラブルカメラ』とは?
そもそも今回駅員に装着される「ウェアラブルカメラ」とはどのようなものなのでしょうか。
ウェアラブルカメラとはその名のとおり、身に着けて映像を撮影するカメラのことです。
カメラを頭部や肩部、作業服の胸ポケット等に装着することで、ハンズフリーで現場作業者が見ている映像を撮影できる点がウェアラブルカメラ最大の特徴です。
似た商品にアクションカメラというものがあり、「GoPro(ゴープロ)」などに代表される臨場感のある映像が撮れるカメラです。
『ウエアラブルカメラ』の良い性能は?
- ハンズフリーで撮影できる
- 軽い
- 広角で広い範囲を撮影できる
ウェアラブルカメラの良い性能としてはやはりそのコンパクトさでしょう。
軽くてハンズフリーで持ち運べることが最大の利点なので、駅員の負担は最小限になることが予想されます。
また、広範囲を撮影できるため迷惑被害に対する証拠映像を記録しやすく、撮り逃さないメリットがあります。
『ウエアラブルカメラ』の悪い性能は?小便するのも難しい?
悪い性能としてはその性能の高さから駅員のプライバシーが保護されるのかといった懸念点のデメリットが挙げられます。
広角かつ画質は非常に綺麗なため、トイレで用を足す際などに苦労するのではないかといった意見があります。
また、機能によっては遠隔で装着者以外が映像を見られるものもあり、駅員の気が休まらないことを危惧する意見も上がっているようです。
また常時録画をし続けるといった場合、充電が持つのかといった心配も出てきます。
『ウェアラブルカメラ』に対するネットの反応は?
ついに人間にもドライブレコーダーをつける日が来たか。
いやでも本当に必要だと思うよ。
悪意あるクレーマーとかも居るからね
個人情報って考えたら怖いけど
駅構内や車両内で起こる犯罪の抑止力になるとは思います。
画像という証拠が残りますからね
今さらかよほんとなにもかもが遅いよな日本て。
ボディカムの証拠映像とか海外の警備員とかの常識やん、ほんと記録を付けたり証拠残すみたいなの嫌いつか苦手民族よな。
契約書とかもいまだに根付かないのか根付かせたくないからなのか口約束文化守ってるしな
何か問題が起こった時に証拠として抑えておけるのは役立つとの見方が多く見られました。
また、むしろこういった制度は外国では当たり前で、日本が遅れているといった指摘の声も上がっていました。
JR東日本駅員『ウェアラブルカメラ』のまとめ
駅員のプライバシーといった観点や乗客へのアナウンスなど、まだまだ問題はあるようですが、これによって犯罪が未然に防がれていくと良いと思います。
近頃では駅や電車内での事件も増えているのでこういった抑止力によって少しでも駅員や他の乗客たちに被害が広がらないことを願います。